特別保存刀装具鑑定書(令和7年9月30日)付
¥560,000(税込)
上製桐箱・布団付
◎時代・国
江戸後期(約180年前)、山城。
◎法量
竪長さ8.74㎝ 横長さ8.17㎝ 耳厚さ0.42㎝ 重さ187g
◎品質・形状
竪丸形 鉄磨地 鋤出高彫 小透 金・銀・銅・赤銅・真鍮高彫 象嵌色絵 角耳小肉。
◎説明
鷹が老松の枝にとまり、鋭い眼光で下を睨みつけている。裏の洞穴には怯えた猿が身を隠して危機から逃れようとしている。会津の鳥追観音(如法寺)に左甚五郎作と伝えられる「隠れ三猿図」という木彫があり、「災難より隠れ猿」「災難より逃れ猿」「安楽に暮らし猿」といういわれがある。本作はそれに倣って製作されたものかもしれない。金・銀・銅・赤銅・真鍮等の色金をふんだんに用いた縁起の良い入念作である。
この光貫は大月を銘し、但馬国出身で京都に住した。同じ大月派の良工青木春貫やその門人の西村政貫等と交流があったものと思われ、技量も秀逸である。