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これにより、遂に江戸期を代表する虎徹・清麿・助広の三名工の作風を手中に納め、まさに創意に基づく現代の名工としてその名を馳せた。しかし、元来から試みていた長船長光・一文字等の古作への思いも捨てきれず、その再現を目指して研究を重ねていたが、2015年(平成27年)に惜しまれつつも鬼籍に入られた。
本刀はまさに清麿を彷彿とさせるような目の醒める出来映えで、宗勉刀匠50歳頃の技量が横溢した時期に製作された優刀で出来が良い。
刀
銘 現代刀
筑州住宗勉作 (無鑑査刀匠)
売約済
価格
売約済
法量
| 刃長 | 73.8cm 2尺4寸3分6厘 |
|---|---|
| 反り | 2.0cm 6分6厘 |
| 元幅 | 3.26cm 1寸8厘 |
| 先幅 | 2.42cm 8分 |
| 元重 | 0.73cm 2分4厘 |
| 先重 | 0.56cm 1分8厘 |
| 鋒長 | 5.1cm 1寸6分8厘 |
| 茎長 | 21.6cm 7寸1分3厘 |
詳細項目
| 時代・国 | 現代(48年前)、筑前。 |
|---|---|
| 形状 | 鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、元先の幅差さまで開かず、反り高く、ややふくらの枯れた鋭い体配で姿良く、大鋒となって力強い。 |
| 鍛 | 小板目が頗るよく約み、流れごころとなり、地沸厚くつき、地景頻りに入り、明るい。 |
| 刃文 | 互の目丁子乱れ、飛焼交じり、足長くよく入り、小沸よくつき、細かい金筋・砂流しが頻りにかかり、華やかに明るく冴える。 |
| 帽子 | 乱れ込んで小丸に返り、金筋・砂流しがからんで、先掃き掛けてよく働く。 |
| 茎 | 生ぶ、先栗尻、鑢目筋違い、目釘孔1。 |
| 付属 | 金着二重鎺、白鞘付 |
説明
宗勉刀匠は昭和2年の生まれで、18歳の時に実父、宗正光を師として刀鍛冶の道に入り、師の目指した虎徹風を自らも踏襲していたが、その後清麿風の作域に挑戦して、これを見事に成功させ、やがて「清磨の宗」と異名をとるほどになった。また、助広風の涛瀾刃にも挑戦し、その達成度の高さが認められて、平成2年に無鑑査刀匠になった。これにより、遂に江戸期を代表する虎徹・清麿・助広の三名工の作風を手中に納め、まさに創意に基づく現代の名工としてその名を馳せた。しかし、元来から試みていた長船長光・一文字等の古作への思いも捨てきれず、その再現を目指して研究を重ねていたが、2015年(平成27年)に惜しまれつつも鬼籍に入られた。
本刀はまさに清麿を彷彿とさせるような目の醒める出来映えで、宗勉刀匠50歳頃の技量が横溢した時期に製作された優刀で出来が良い。
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