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作風は初期には石堂風の丁子乱れを、ついで互の目乱れを焼き、さらに涛瀾乱れという独特の刃文を創始し、世に絶賛を博した。後世、鎌田魚妙がこれを以て助広を新刀第一と賞賛したといわれている。
それとは別に本作に見られるような直刃調のものも巧みであり、同地大坂の井上真改の直刃と双璧であり、華麗な涛瀾よりも直刃の方をより称賛するむきもある。
いずれにせよ、地刃の精美、沸出来の妙、匂口の深く明るく冴えた様など、新刀中の横綱として、江戸の長曽祢興里虎徹と並び称賛されている。
本刀は最上作・大業物、二代助広の本領が遺憾なく発揮された一口で、地刃共に小沸がむらなくよくついて整い、明るく冴えわたっている所等はまさに彼の真骨頂であり、同工の直刃の典型的な作柄で、優れた出来映えを示している。
刀
銘 重要刀剣 大業物 最上作 新刀
津田越前守助廣
商談中
価格(税込・送料無料)
¥9,000,000
法量
| 刃長 | 71.0cm 2尺3寸4分3厘 |
|---|---|
| 反り | 1.5cm 5分 |
| 元幅 | 3.16cm 1寸4厘 |
| 先幅 | 2.12cm 7分 |
| 元重 | 0.7cm 2分3厘 |
| 先重 | 0.5cm 1分7厘 |
| 鋒長 | 3.58cm 1寸1分8厘 |
| 茎長 | 23cm 7寸5分9厘 |
詳細項目
| 時代・国 | 江戸初期(354年前)、摂津。 |
|---|---|
| 形状 | 鎬造、庵棟、棟のおろしが急で、身幅広く、反りやや浅く、元先に幅差がつき、重ねが厚めで踏張りごころがあり、中鋒の健全なる体配で姿が良い。 |
| 鍛 | 小板目肌細かによくつみ、地沸微塵に厚くつき、地景入り、かね冴える。 |
| 刃文 | 直刃調に浅くのたれて匂い深く、小沸よくつき、金筋・砂流しかかり、匂口明るく冴える。 |
| 帽子 | 直ぐで入り、先小丸に返り、僅かに掃き掛ける。 |
| 茎 | 生ぶ、先入山形、鑢目化粧付筋違い、目釘孔1。 |
| 付属 | 助廣大鑑70・71頁所載品。 金無垢二重鎺、白鞘付 |
説明
津田越前守助広は、寛永14年摂州打出村(現芦屋市)に生まれ、通称を甚之丞といい、初代そぼろ助広の門に学んで養子となり、大阪常盤町に住した。明暦元年師の没後二代目を継ぎ、明暦3年に越前守を受領して、寛文7年には大坂城代青山因幡守宗俊に召し抱えられ、天和2年3月14日46歳で没している。作風は初期には石堂風の丁子乱れを、ついで互の目乱れを焼き、さらに涛瀾乱れという独特の刃文を創始し、世に絶賛を博した。後世、鎌田魚妙がこれを以て助広を新刀第一と賞賛したといわれている。
それとは別に本作に見られるような直刃調のものも巧みであり、同地大坂の井上真改の直刃と双璧であり、華麗な涛瀾よりも直刃の方をより称賛するむきもある。
いずれにせよ、地刃の精美、沸出来の妙、匂口の深く明るく冴えた様など、新刀中の横綱として、江戸の長曽祢興里虎徹と並び称賛されている。
本刀は最上作・大業物、二代助広の本領が遺憾なく発揮された一口で、地刃共に小沸がむらなくよくついて整い、明るく冴えわたっている所等はまさに彼の真骨頂であり、同工の直刃の典型的な作柄で、優れた出来映えを示している。
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