¥300,000(税込)
「西垣」(伊藤満)所載
上製桐箱落込・布団付
時代・国 江戸初期(約360年前)、肥後。
法量 縁長さ4.03cm 縁高さ0.96cm
頭長さ3.65cm 頭高さ0.72cm
品質・形状 四分一地 赤銅据文象嵌 毛彫。
縁太鼓形 頭棗形。
説明 初代西垣勘四郎の縁頭としては珍しく縁と頭の素材と作風が揃っていて貴重で
ある。
「西垣」の解説では「やや大振りの縁頭である。黒四分一地に赤銅の蛇籠を据
文にしていて、大胆な構図で色彩も美しい。明るく、現代的な感覚である。」
と賞されている。
肥後独特の黒四分一を用い、赤銅を据文にしていて入念な仕事であることがわ
かる。近江八景の一つ、堅田落雁図の優品である。