脇指  銘  薩州住藤原正房(六代)  (新々刀)

文化十三年丙子八月

特別保存刀剣鑑定書(平成5312)

                ¥1.350.000(税込)

福永酔剣師鑑定書(平成11年正月吉日)

福永酔剣師御鞘書(別鞘)

金着二重鎺、白鞘付

鹿児島県教育委員会登録証(平成318)

時代・国  江戸後期(200年前)、薩摩。

 

法量    刃長54.6(18) 反り1.1(36)

      元幅3.64(12) 先幅2.9(96)

      元重0.85(28) 先重0.6(2)

      鋒長7.6(25) 茎長16.2(535)

 

形状    鎬造、庵棟、身幅最も広く、重ねも頗る厚く、大鋒で先へ行っても力強く張

      り、脇指ながら迫力があって姿も良い。

 

鍛     小板目に小杢目交じって頗るよく約み、地景入り、地沸厚くつき、沸映りが

      立って飛焼風となり、力強い。

 

刃文    互の目、小互の目、大互の目、尖り刃等交じって涛瀾風となり、刃文に高低

      があって大きく乱れ、湯走り・飛焼もあり、匂深く、沸厚くついて、地にも

      こぼれて荒沸を盛んに交え、足・葉よく入り、砂流しかかり、豪快にして華

      やかである。

 

帽子    乱れ込んで小丸に返り、沸強く、荒沸つき、先やや掃き掛ける。

 

彫物    表裏に丸留の刀樋がある。

 

茎     生ぶ、鑢目逆筋違い、先入山形、目釘孔1

 

説明    薩摩刀の中にあって、数百年の伝統をほこる波平流に対して、当時流行の相

      州伝をもって臨み、ついに波平流をもその膝下に屈せしめたのが、丸田正房

      系である。その始祖は備後守氏房で、美濃から薩摩へ移住して来たとも、業

      成って帰国したとも言われて諸説があり、その子初銘氏房が、藩命により相

      州伝を学び終えて、相州正宗に因んで正房と改め、初代伊豆守正房となった。

      因みに名工の主水正正清も三代丸田惣佐衛門正房に学んだと言われている。

      本刀は六代目正房で、四代目以後やや隆盛を欠いた丸田系の中にあって、再

      び相州伝の刀を復活させ、さらに激しく豪快な作品を遺している。本刀はま

      さに六代正房の作刀中最も出来が良く、豪快にして激しく華やかな刃文は、

      力強い体配と共に最高の仕上がりとなっている優刀である。


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