脇指  銘  相模國住人廣光  (古刀・最上作)

延文五年五月日

49回重要刀剣指定書(平成15109)

                  ¥9,000,000(税込)

金無垢台付二重鎺、白鞘付

東京都教育委員会登録証(昭和27917)

時代・国  南北朝期(659年前)、相模。

 

法量    刃長38.9(1284) 反り0.3(1)

      元幅3.07(1寸強) 元重0.61(2)

      茎長9.7(32)

 

形状    平造、三ッ棟、身幅広く、重ねやや薄く、寸延びて浅く反りのついた典型的

      な南北朝期の体配で、豪快である。

 

鍛     板目に杢交じり、綾杉ごころもあり、地沸厚くつき、地景頻りに入り、沸映

      り立つ。

 

刃文    直ぐ刃、僅かに小足入り、小沸よくつき、喰違い刃・打ちのけかかり、羽縁

      少しくほつれ、金筋よく入る。

 

帽子    直ぐで入り、尖りごころに小丸に極く浅く返る。

 

彫物    表裏に刀樋を掻き流す。

 

茎     生ぶ、先浅い栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔21埋。

 

説明    貞宗に次いで南北朝期の相州鍛冶を代表するのが広光・秋広の両工である。

      広光は確実な有銘の太刀は極く稀であり、現存する有銘作の殆どは、時代の

      特色を示した大柄な短刀や小脇差であり、それまでの相州物には見られなか

      った斬新な皆焼の刃文を得意として焼いている。経眼する広光の年紀は観応

      が古く、以後文和・延文・康安・貞治等がある。本作は同工に稀に経眼する

      直ぐ刃の作域であるが、小沸が厚くつき、金筋の働きが見られ、鍛えには相

      州物本来の持ち味を示して地景を頻りに織り成している。地刃共に頗る健全

      で出来が良く、広光の作域を知る上で資料的にも価値が高い。(重要図譜より

      抜粋)

      また、通説では正宗の弟子ともいわれているが、「日本刀工辞典」では新藤

      五国光一家の正統を継ぐものとして、新藤五国広の子とも考える事が出来る

      と示されている。

      いずれにしても最上作相州広光の直ぐ刃は珍しく、長銘で年紀が入った健全

      な茎も貴重である。


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