脇指   銘  備州長船重家    (古刀)

延文六年二月日

特別保存刀剣鑑定書(令和2119)

                ¥売却済

金色絵一重鎺、白鞘付

福島県教育委員会登録証(昭和41810)

◎時代・国  

 

南北朝期(660年前)、備前。

 

◎法量

 

刃長36.2(119) 反り0.4(13) 元幅3.38(111)

元重0.5(17) 茎長10.9(36)

 

◎形状

 

平造、三ッ棟、身幅頗る広く、重ね頗る薄く、大振りな寸延短刀体配で、典型的な南北朝期の姿をした豪刀である。

 

◎鍛

 

板目に杢目約み、流れて柾がかる処もあり、地沸つき、地景よく入り、刃寄りに棒映り、棟寄りに乱れ映りよく立つ。

 

◎刃文

 

小沸出来、互の目乱れ、肩落ち互の目、箱がかった刃、鋸刃等交じり、金筋・砂流し入り、葉交じり、匂い深く、刃明るい。

 

◎帽子

 

乱れてから湾れ込み、先小丸に品良く返る。

 

◎彫り物

 

表裏に刀樋に連樋があり、搔き流す。

 

◎茎

 

生ぶ、鑢目勝手下がり、先栗尻、目釘孔2

 

◎説明

 

備州長船重家は重吉の子で、小反り備前の一派といわれているが、古書によると初代重吉は時代嘉元にして光忠の弟である景秀の子となっている。

本作は身幅頗る広く、重ねが頗る薄い、豪壮な南北朝期の体配で、肩落ち互の目や箱がかった刃、鋸刃等が交じって、兼光や元重あたりの名工を彷彿とさせるような出来映えである。

また備前物の特徴である棒映りや乱れ映りが華やかに現れていて出来が良く、数少ない延文年紀の入った長船物の典型的な寸延短刀は貴重である。


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