短刀  銘  平安城長吉    (古刀・上々作)

特別保存刀剣鑑定書(平成25424)

               ¥2,500,000(税込)

刀剣美術(677)27頁 鑑定刀所載品

金着二重鎺、白鞘付

千葉県教育委員会登録証(昭和28818)

 

 

◎時代・国  

 

室町後期(500年前)、山城。

 

◎法量    

 

刃長22.2(733) 無反り

元幅2.38(79) 元重0.58(19)

茎長10.2(337)

 

◎形状    

 

平造、三ッ棟、身幅・重ね共に尋常で、ふくらも枯れごころで、刃長の割に茎が長めの典型的な室町後期の短刀体配である。

 

◎鍛     

 

小板目に小杢目肌がよく約んで地沸つき、地景入り、流れごころもある。

 

◎刃文    

 

表裏が揃い、腰元で小互の目を二つほど焼き、その上は中直刃調に極く浅く湾れ、匂口締まりごころに小沸つき、金筋入り、明るく冴える。

 

◎帽子    

 

直ぐで入り、先小丸にやや深く返り、僅かに掃き掛ける。

 

◎彫物    

 

指表の腰に草の倶利伽羅、裏は腰元に護摩箸がある。

 

◎茎     

 

生ぶ、たなご腹風に先栗尻、鑢目切、目釘孔1

 

◎説明    

 

平安城長吉は、三条吉則と共に室町期の京物を代表する刀工で、通常、彼の作品は表裏の刃文が揃い、茎はたなご腹の形状になるなど、千子一派に共通する作風のものが多く、伊勢村正の師ともいわれてる。

 

本作もふくらが枯れごころで、表裏の刃文が揃い、茎はたなご腹風となって、まさに村正を彷彿とさせる出来口となっている。特に平安城長吉は彫物を得意としていたことが知られ、そのほとんどの作品に彫り物があり、本作の草の倶利伽羅も頗る上手で、典型的な作品となっている。数少ない平安城長吉の優短刀である。


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