短刀 銘   左行秀    (新々刀・上々作)

特別保存刀剣鑑定書(平成27714)

                 ¥1.350.000(税込)

金着二重鎺、白鞘付

東京都教育委員会登録証(平成22413)

時代・国  江戸末期(160年前)、土佐。

 

法量    刃長23.9(79分弱) 内反り

      元幅2.35(78) 元重0.77(25)

      茎長10.7(353)

 

形状    平造、三ッ棟、身幅尋常で重ね厚く、内反りの典型的な古刀期の短刀体配で

      姿が良く、生ぶ刃残る。

 

鍛     柾目に板目を交じえ、地沸つき、地景入る。

 

刃文    小沸出来、匂いつき、直ぐ刃を基調にして、小乱れ、小互の目交じり、喰い

      違い刃、二重刃、打ちのけ、金筋・砂流しかかり、盛んに働いて明るい。

 

帽子    直ぐで入り、先尖りごころに小丸にやや深く返り、掃き掛ける。

 

茎     生ぶ、鑢目化粧付筋違い、先栗尻、目釘孔1

 

説明    左行秀は筑前国にて伊藤又兵衛盛重の子として文化十年に生れた。姓を豊永

      久兵衛と称し、古刀左文字の末裔という。金剛兵衛盛高の後孫として父、伊

      藤盛重に及んで38代となった。左行秀と銘じたのは遠祖左文字39代の嗣を以

      って任じたものであろうといわれている。

      江戸に出て、初め長運斎綱俊、細川正義、のち清水久義の弟子となって修行

      し、弘化三年に土佐に移って安政三年頃には山内侯の藩工となった。

      作風は身幅広く豪壮で、地板目又は柾目、刃文は沸・匂が深く、太直刃の足

      入るものが多く、短刀は稀少である。

      本作は常の作風とは趣を異にし、内反り尋常な短刀体配に柾目主体に板目を

      交えて、直ぐ刃を基調に喰い違い刃・二重刃・打ちのけ・金筋・砂流しがか

      かって盛んに働いている。

      まさに古作大和物を彷彿とさせる出来映えであり、地鉄もあえて古風な味わ

      いを出して成功している。

      山内家に伝わっていた古銘短刀を忠実に再現したものであろうか、これを見

      た注文主の驚愕の様子が想起される優短刀である。


NEWS

刀剣の販売・買取・下取・無料評価・鑑定・研磨・工作等、日本刀に関する全てのご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。

商品案内

◆刀剣の販売

※日本刀は所有者変更届を教育委員会へ提出するだけで、どなたでも自由に所持できます。

◆刀装具の販売

◆武具・その他