太刀  銘  備州長船康光    (古刀・上作)(大業物)

特別保存刀剣鑑定書(令和元年826)

特別貴重刀剣認定書(昭和32106)

                 ¥売却済

黒呂色塗鞘打刀拵付

金着一重鎺、白鞘付

福島県教育委員会登録証(昭和26418)

◎時代・国

室町前期(600年前)、備前。

 

◎法量

刃長70.2(2317) 反り2.0(66) 元幅2.8(92) 

先幅1.74(57) 元重0.74(24) 先重0.4(13) 

鋒長3.0(1) 茎長19.0(627)

 

◎形状

鎬造、庵棟、身幅やや細く、重ね厚く、元先にやや幅差がついて、反りやや高く、中鋒となり、磨上げながら太刀の体配が遺されて姿が良い。

 

◎鍛

小板目に小杢目交じってよく約み、地沸つき、地景よく入り、乱れ映り鮮明に立つ。

 

◎刃文

腰の開いた互の目に角ばる互の目・尖り刃・丁子刃等を交え、足・葉よく入り、匂い勝ちに小沸つき、金筋・砂流しかかり、明るく冴える。

 

◎帽子

乱れ込み、先尖りごころに返り、僅かに掃き掛けて金筋入る。

 

◎茎

磨上げ、先一文字、鑢目()勝手下がり、()切、目釘孔2

 

◎拵

黒呂色塗鞘打刀拵。

鐔、赤銅磨地 毛彫 金銅象嵌 金赤銅覆輪 片櫃孔 手抜孔 もみじに松葉の図。

縁頭、赤銅地 高彫 金色絵 松葉に松笠の図。

目貫、赤銅容彫 橘の図。

白鮫、鉄納戸色糸つまみ巻、黒色下緒、金着切羽。

 

◎説明

室町初期の長船の地には「応永備前」と呼ばれる刀工群が栄えており、康光は盛光と並ぶ、その双璧である。同派の作風には腰の開いた互の目に丁子を交えた華やかな乱れ刃と、穏やかな直刃の両手がある。

本作は、比較的に打刀や脇指が多く製作された中にあって、珍しく太刀銘を切っており、腰の開いた互の目に尖り刃・丁子刃等を交え、足・葉よく入り、金筋・砂流しがかかって、明るく冴えた華やかな出来となっている。加えて小板目と小杢目が交じってよく約み、地景がよく働いた地鉄に鮮明な乱れ映りが立って、一層その魅力を増している。

 

数少ない応永康光の太刀の優品である。


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