太刀  銘  一 (福岡一文字)  (古刀・上々作)

18回重要刀剣指定書(昭和444242526)

 

                   ¥13.500.000(税込)

黒呂色塗鞘丸に木瓜紋金具打刀拵付

金無垢二重鎺、木皮巻白鞘付

神奈川県教育委員会登録証(昭和26322)

時代・国  鎌倉中期~末期、備前。

 

法量    刃長66.5(2195) 反り1.7(56)

      元幅2.74(9分強) 先幅1.82(6)

      元重0.64(21厘強) 先重0.43(14厘強)

      鋒長3.2(16) 茎長20.9(69)

 

形状    鎬造、庵棟、身幅・重ね共に尋常で、磨上げながら反りがあって姿良く、

      鎬高の健全な体配で中鋒となる。

 

鍛     板目肌流れごころに肌立ち、地沸つき、地景入り、乱れ映り鮮明に立つ。

 

刃文    丁子乱れに蛙子、互の目など交じり、足・葉よく入り、匂い深く金筋・砂

      流しごころかかり、下半は特に華やかに乱れて、刃明るい。

 

帽子    やや乱れ込んで、小丸に返り、僅かに掃かける。

 

茎     磨上げ、鑢目勝手下がり、先目釘半ばかけて切り、目釘孔3、中2埋。

 

拵     黒呂色塗鞘丸に木瓜紋金具打刀拵。鐔、赤銅磨無地竪丸形両櫃孔。縁頭、

      赤銅石目地丸に木瓜紋高彫。目貫、金無垢容彫丸に木瓜紋二双。小柄・笄、

      赤銅魚子地高彫金色絵丸に木瓜紋。銀小刀付。白鮫、卯の花色糸蛇腹巻。

      金着切羽付。鉄納戸色卯の花色下緒付。

         総金具が丸に木瓜紋で統一された上品で出来の良い打刀拵である。

 

説明    一文字派は鎌倉時代初期から南北朝期にかけて備前国に栄えた一大流派で

      ある。この派が一文字と呼称される所以は、茎に「一」の字を刻すること

      によるが、銘は「一」の字だけのものの他に「一」の字の下に個銘を加え

      るもの、また「個銘」だけのものもある。

         派の作域は、初期は丁子よりも小乱れが目立って古備前風が遺り、中期

      に至って華麗な丁子乱れの刃文と鮮やかな乱れ映りが展開されるようにな

      る。特に鎌倉中期以後の福岡一文字派は大丁子・重花丁子を焼いて華やか

      な作品を多く遺しており、後の長船光忠・畠田守家等の丁子もこの一文字

      から受け継がれたものである。また同時代の山城刀工、粟田口国綱・綾小

      路定利、来国俊等にも影響を与えたものと考えられる。

         本作は備前福岡一文字の鎌倉中期から末期にかけての作で、板目肌に乱れ

      映りが鮮明に立ち、丁子の刃文を焼いて見事であり、同派の特色をよく示

      した典型作の一口である。

         銘も同派の特色ある力強いつけ、とめの明瞭な銘字であり、数少ない在銘

      の貴重な優刀である。(重要図譜より抜粋)

 

 

 


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