刀  銘  飛騨守藤原氏房(初代)  (新刀・上作)(業物)

保存刀剣鑑定書(平成2922)

                ¥1.500.000(税込)

特別貴重刀剣認定書(昭和38119)

濃緑色変り塗鞘打刀拵付

金着二重鎺、角口鳩目付白鞘付

大阪府教育委員会登録証(昭和351018)

時代・国  桃山期(400年前)、美濃。

 

法量    刃長63.2(29分弱) 反り2.0(66)

      元幅3.23(16) 先幅2.2(73)

      元重0.78(26) 先重0.51(17)

      鋒長3.2(16) 茎長16.1(531)

 

形状    鎬造、庵棟、身幅広く、重ね頗る厚く、庵棟高く、反りがあって姿の良い、

      片手打ちの打刀体配で、健体である。

 

鍛     小板目に小杢目肌頗るよく約み、地沸よくつき、地景頻りに入り、澄んで明

      るい。

 

刃文    小沸出来、匂い深く、互の目丁子乱れ、腰の開いた刃、尖り刃、逆がかった

      刃等が華やかに乱れ、足・葉よく入り、金筋・砂流しかかり、明るく冴える。

 

帽子    直ぐで入り、焼き深く小丸に返り、先やや掃き掛ける。

 

彫物    表裏にやや深めの刀樋を丸留とする。

 

茎     生ぶ、鑢目勝手下がり、先刃上がり栗尻、目釘孔1

 

拵     濃緑色変り塗鞘打刀拵。鐔、鉄槌目地 竪丸形 高彫 毛彫 金銀象嵌色絵

      松原波に千鳥の図。 縁頭、赤銅波地 高彫 毛彫 金銅象嵌色絵 波に千

      鳥の図。 目貫、金色絵 容彫 虎の図。白鮫、茶色革ひねり巻、金着切羽、

      茶色糸下緒付。

      波に千鳥の図で鐔と縁頭の図柄が揃い、堅牢な茶色革巻が施され、入念な濃

      緑色の変り塗鞘が時代の古さを物語っている。

 

説明    飛騨守氏房は若狭守氏房の子にして門人となり、氏房名を襲名している。本

      国は美濃で、後に尾張に住しており、慶長九年の年号入りの刀が現存してい

      る事から、これより寛永頃に渉って作刀したと思われる。

      本刀は身幅広く、重ね頗る厚く、反りがあって姿の良い片手打ちの打刀体配

      で、よく約んだ地鉄に、腰の開いた互の目丁子乱れを華やかに焼いて成功し

      ている。以上の事から末備前の名工、与三左衛門尉祐定あたりの名刀を狙っ

      たものと思われる優刀で、実用に即した堅牢な時代拵が付属している事も好

      ましい。

 


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