刀  銘  (菊紋)高井越前守源来信吉    (新刀)(業物)

特別保存刀剣鑑定書(平成645)

                 ¥900.000(税込)

金着一重鎺、白鞘付

長野県教育委員会登録証(昭和49312)

時代・国  江戸中期(330年前)、摂津。

 

法量    刃長61.6(233) 反り2.1(69)

      元幅3.21(16) 先幅2.3(76)

      元重0.82(27) 先重0.61(2分強)

      鋒長3.82(126) 茎長17.7(584)

 

形状    鎬造、庵棟、身幅広く、重ね頗る厚く、元先の幅差があって踏ん張りがあり、

      平肉豊かにつき、中間で深い反りがついて姿良く、横手も力強く張って中鋒

      となって健体である。

 

鍛     小板目肌頗るよく約み、地沸厚くつき、細やかな地景が入って、明るい。

 

刃文    小沸出来、匂い深く、大互の目乱れから涛瀾刃となり、丁子風の刃も交じり、

      明るく冴える。

 

帽子    横手下で互の目を焼いて、直ぐで小丸に返る。

 

茎     生ぶ、先入山形、鑢目筋違い、目釘孔1

 

説明    越前守信吉は山城初代信濃守信吉の三男と伝えられ、入道して「倫言」と称

      したといわれている。京三品に属した刀工で、大阪に来住して大阪丹波守吉

      道らと共に京三品鍛冶の発展に寄与した。作品は寛文から延宝、元禄に及び、

      元禄期の熟年以後は本作のように源の下に「来」の字を加えており、菊紋に

      大振りで「一」の字を添えたものもある。

      一般に元禄時代の新刀中期は反りが深く、平肉が豊かに付き、優美で均整の

      取れた作刀が求められて、寸がやや詰まることも見処である。また刃文も初

      期の寛文頃は直刃基調の井上真改風のものが多く見られ、その後本刀のよう

      な助広風の焼刃の高い涛瀾刃を見事に焼いて成功している。頗る健体で名工

      助広を彷彿とさせる稀にみる優刀である。

 


NEWS

刀剣の販売・買取・下取・無料評価・鑑定・研磨・工作等、日本刀に関する全てのご相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。

商品案内

◆刀剣の販売

※日本刀は所有者変更届を教育委員会へ提出するだけで、どなたでも自由に所持できます。

◆刀装具の販売

◆武具・その他