刀  銘  肥前國住武蔵大掾藤原忠廣(初代)    (新刀・最上作)(最上大業物)

寛永八年二月吉日

特別保存刀剣鑑定書(平成101218)

                         ¥2,000,000(税込)

金着一重鎺、白鞘付

山形県教育委員会登録証(昭和2666)

時代・国  江戸初期(388年前)、肥前。

 

法量    刃長69.4(229) 反り1.8(59)

      元幅3.25(17) 先幅2.36(78)

      元重0.68(22厘半) 先重0.4(13)

      鋒長4.54(15) 茎長18.8(62)

 

形状    鎬造、庵棟、身幅広く、身幅の割に鎬幅広く、元先の幅差あまり目立たず、

      元に踏張りごころが見られ、健体で反りやや深くついて姿良く、中鋒延びる。

 

鍛     小板目に小杢目肌が交って頗るよく約み、地沸微塵に厚くつき、地景細かに

      入る。

 

刃文    中直刃調に僅かに小湾れ、小乱れ交じり、細かい足・葉入り、匂深く、沸厚

      くつき、匂口明るく冴える。

 

帽子    直ぐで入り、匂口深く、先小丸にやや深く返る。

 

茎     生ぶ、先入山形、鑢目切、目釘孔1

 

説明    初代忠廣は初代忠吉同人で、橋本新左衛門と称した。肥前鍋島藩の抱工であ

      り、慶長元年に藩命により埋忠明寿の門に入って鍛刀の技を学んだ。同3

      帰国し、佐賀城下に住して藩の庇護のもとに大いに栄えた。元和10年、上洛

      して武蔵大掾を受領し、名を忠吉から忠廣と改め、同時に源姓から藤原姓に

      替えている。寛永9815日に61歳で没したといわれている。

      この刀は小板目・小杢目肌がよく約んで、地沸が微塵に厚くついた肥前刀独

      特の肌合に、地景が細かに入った鍛を呈し、刃文は中直刃を焼いて僅かに小

      湾れ、小乱れごころをおび、足・葉が入り、匂深く、沸が厚くついて、初代

      忠廣が最も得意とした直刃出来の典型的な作柄をあらわし、匂口も明るく冴

      えている。特に寛永八年二月日の年紀は貴重で、初代忠廣が没する一年半位前

      に製作された最上作・最上大業物の優刀である。

 


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