刀 銘 笠間一貫斎繁継彫同作  (現代刀)

大正十五年二月吉日

保存刀剣鑑定書(平成3117)

日本刀剣保存会鑑定書(昭和57822)

佐藤寒山先生御鞘書付

850,000(税込)

銀無垢二重鎺、角口付白鞘付

東京都教育委員会登録証(昭和5192)

◎時代・国  

大正(94年前)、東京。

 

◎法量    

刃長69.8(23) 反り2(66)

元幅3.26(18) 先幅2.23(74)

元重0.75(25) 先重0.46(15)

鋒長3.33(11) 茎長21.3(7)

 

◎形状    

鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、反りがあって姿良く、鎬高で力強く、中鋒の健全なる体配である。

 

◎鍛     

板目流れて柾がかり、よく約んで地沸厚くつき、肌立ちごころに地景入る。

 

◎刃文    

小沸出来、互の目丁子乱れ、匂い深く、尖り刃・逆がかった刃等交じり、金筋・砂流し・打ちのけ頻りにかかり、明るい。

 

◎帽子    

直ぐで入り、小丸に返り、盛んに掃き掛ける。

 

◎彫物    

表に梅天神(菅原道真)、裏に妙儀大権現。

 

◎茎     

生ぶ、鑢目切、先栗尻、目釘孔1

 

◎説明    

笠間一貫斎繁継は本名を笠間義一といい、伯父である宮入一貫斎繁寿の門人である。明治19年に静岡に生まれ、明治36年に上京し、栗原彦三郎の日本刀伝習所の師範を務めた。宮内省御刀係を拝命し、数々の献上刀を作成し、昭和4080歳で没するまで、日本刀鍛法の復旧伝承に務めた。人間国宝となった宮入昭平等の師としても知られる現代の名工の一人である。

本刀は小沸出来で、上手な互の目丁子乱れ、刃は明るく、金筋・砂流し・打ちのけが頻りにかかり、姿の良い優刀である。人間国宝の宮入昭平を彷彿とさせる出来であり、若かりし宮入昭平が多くの影響を受けたことが想像できる。彫物の妙儀大権現は群馬県富岡市にある妙義神社を指す言葉であり、表の梅天神は妙義神社の主祭神の一である菅原道真公を表現している。佐藤寒山先生の御鞘書に「彫同作見事也」とあるように、緻密な彫に定評のある繁継による彫物が本刀の価値を一層高めている。


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