刀  銘  大和守安定  (新刀・上作)(良業物)

明暦三年八月日

特別保存刀剣鑑定書(平成22129)

                ¥4,500,000(税込)

刀剣美術(平成1311月号)所載品

金着二重鎺、白鞘付

 

大分県教育委員会登録証(昭和26515日付)

◎時代・国

江戸初期(364年前)、武蔵。

 

◎法量

刃長72.0(2376) 反り2.0(7) 元幅3.23(17)

先幅2.22(73) 元重0.7(23) 先重0.49(16)

鋒長3.0(1) 茎長21.5(71)

 

◎形状

鎬造、庵棟、身幅広く、重ねが厚い健全な体配で、元先の幅差がついて踏張りごころがあり、鎬幅広く、反りがあって姿良く、中鋒つまる。

 

◎鍛

小板目に小杢目が交じって頗るよく約み、地沸微塵に厚くつき、地景細かによく入る。

 

◎刃文

大互の目乱れを主調に、湾れ・角がかった刃・尖りごころの刃・飛焼など交じり、匂い深く沸よくつき、金筋・砂流し細かにかかり、明るい。

 

◎帽子

湾れ込んで、先小丸にやや深く返り、金筋・沸筋入って、掃き掛ける。

 

◎茎

生ぶ、先刃上がり栗尻、鑢目大筋違い、目釘孔1

 

◎説明

江戸新刀において斬れ味に優れる大和守安定の裏年紀入りの豪刀である。山田浅右衛門選では良業物となっているが、「斬れ味に於いては随一の作者であろう」と日本刀工辞典著者の藤代師が述べているほどの優工である。

安定は紀州石堂派の出身で、慶安元年頃には江戸に出て作刀している。当時の江戸鍛冶との交流や時流に合わせ、江戸新刀風が強くなり、兼重や乕徹に似た作品が多くなった。

本刀は身幅広く、重ねが厚い豪壮な体配で、反りがあって姿が良く、大互の目乱れを主調にした華やかな刃文で出来が良い。

また安定には稀少な裏年紀が切られていて資料的にも貴重で、重要刀剣に匹敵するほどの優刀である。

 

尚、本刀は日刀保の本部定例鑑賞会に出品され、「刀剣美術」平成1311月号に刃文・押形・講評が掲載されている。


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