刀  (金象嵌銘)  兼元  (古刀・上々作)(大業物)

保存刀剣鑑定書(平成13730)

               ¥商談中

金着二重鎺、白鞘付

 

東京都教育委員会登録証(平成13220)

◎時代・国  

室町後期(480年前)、美濃。

 

◎法量

刃長75.7(2498) 反り2.6(86)

元幅3.11(13) 先幅2.23(74)

元重0.69(23) 先重0.53(17)

鋒長4.14(137) 茎長20.4(673)

 

◎形状

鎬造、庵棟、身幅広めで反り深く、先反りもついて中鋒が延び、長寸で姿が良い。

 

◎鍛

板目に杢目交じって処々流れ、肌立って地沸つき、地景入り、白気映り立つ。

 

◎刃文

尖り互の目に小互の目交じり、三本杉となって足入り、小沸つき、金筋・砂流しかかり、明るい。

 

◎帽子

表は直ぐで入り中丸、裏はやや乱れ込んで小丸に返る。

 

◎茎

大磨上げ、先切、鑢目勝手下がり、目釘孔2

 

◎説明

兼定と並ぶ室町後期の美濃鍛冶の代表格が兼元である。兼元は同銘が相継いでいるが、中でも最も技量的に優れているのが二代で、世上この兼元を指して「孫六兼元」と呼称し、称賛している。

兼元は各代とも三本杉と称せられる尖り互の目の連れた刃文を得意として焼いているが、代が下がると、尖り刃の形が鋭角的で規則正しくなるのに対して、二代は互の目の頭が処々丸みをおびて変化を見せ、画一的でないのが特色である。

本作は大磨上げ無銘の茎に「兼元」と金象嵌銘が施された、25寸に近い長寸の優刀である。もとは278寸に及ぶ豪刀であったと思われ、磨上げられた現状でも反りが高く姿の良さが際立っている。

 

白気映りの立った地鉄に得意の三本杉を焼き、小沸がついて、金筋・砂流しがかかった明るい刃文から、孫六兼元かそれに近い孫六二代兼元あたりの作品と思われ、同工の力量が充分に発揮された一口で出来が良い。    


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