刀 無銘 来国行    (古刀・最上作)

60回重要刀剣指定書(平成261016)

                   ¥売却済

田野辺探山先生御鞘書付

黒時雨塗鞘打刀拵・革製柄鞘袋付

金着二重鎺、白鞘付

静岡県教育委員会登録証(昭和2999)

時代・国  鎌倉中期(760年前)、山城。

 

法量    刃長69.5(2294) 反り2.2(73)

      元幅2.75(91) 先幅2.0(6分6厘)

      元重0.67(22) 先重0.45(15)

      鋒長3.2(16) 茎長21.4(76)

 

形状    鎬造、庵棟、身幅尋常、元先の幅差さまで開かず、磨上げながらも輪反り状

      に反り高くつき、中鋒となって、力強い体配である。

 

鍛     板目に流れ肌を交え、総じてつみ、地沸微塵に厚くつき、地景細かに入り、

      沸映り立つ。

 

刃文    小丁子に小互の目・小乱れごころの刃が交じり、焼きにやや高低があり、表

      下半は乱れがやや大模様となり、焼き頭に処々湯走り現れ、足・葉盛んに入

      り、小沸よくつき、金筋・砂流しかかり、匂口明るく冴える。

 

帽子    乱れ込んで、焼き詰めごころに小丸に返り、金筋入り、掃き掛ける。

 

茎     大磨上げ、先一文字、鑢目勝手下がり、目釘孔3

 

拵     黒時雨塗鞘打刀拵。鐔、赤銅魚子地四ッ木瓜形 高彫 金色絵 片櫃孔 葡

      萄文図(古金工)。縁、赤銅磨地 片切彫 毛彫 獅子牡丹図、銘=柳川直連

      (花押)。目貫、赤銅容彫金色絵 虎図。頭・鐺、四分一磨地。黒漆研出鮫、

      黒色糸蛇腹巻、同色下緒。金着切羽付。

      時雨模様の時代鞘が上品で、革製の柄袋と鞘袋が別に添えられて、大切に保

      存されてきた事が伺える優拵である。

 

説明    国行は来派の事実上の祖であり、国吉の子で来太郎と称し、来孫太郎国俊の

      父である。国行の作刀には製作年紀を有するものは皆無で、その子と伝える

      二字国俊に弘安元年紀があることから、文永・弘安の外敵襲来の備えに親子

      共々大いに鍛刀に精進したものと想像される。

      この刀は地刃に来国行の特色をよく現わしており、極めの首肯される処であ

      る。沸映りの鮮明に現われた鍛えは鉄色明るくよく錬れ、小丁子を主調とす

      る刃文には光の強い刃沸が厚くついて明るく冴え渡り、金筋・砂流し頻りに

      かかり、優れた出来映えである。(重要図譜より抜粋)

 

備考    田野辺探山先生の御鞘書にも「同工ノ特色ガ顕然ナリテ総ジテ深イ味ハイト

      高イ風格ヲ醸ス優品也 珍重然ルベキ哉」と賞賛されている。


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