刀  (折返銘) 長州住顕国  (古刀・上作)

51回重要刀剣指定書(平成171013)

                ¥売却済

黒呂色塗鞘打刀拵付

銀着二重鎺、白鞘付

福岡県教育委員会登録証(昭和2651)

◎時代・国 南北朝期(650年前)、長門。

 

◎法量

刃長76.3(2518) 反り1.2(4)

元幅3.05(1) 先幅2.25(74)

元重0.65(22) 先重0.47(16)

鋒長6.42(21) 茎長22.6(746)

 

◎形状

鎬造、庵棟、身幅広く、元先の幅差あまり目立たず、反り浅くつき、大鋒となる。

 

◎鍛

板目に杢・流れ肌交じり、肌立ちごころとなり、地沸厚くつき、部分的に荒めの地沸を交え、地景風のかね細かに入り、白け映りやや淡く立ち、かね少し黒みがかる。

 

◎刃文

中直刃を基調に浅くのたれごころをおび、互の目・小互の目など交じり、小足・葉入り、小沸よくつき、処々沸ややむらづき、少しほつれ、小さな湯走り風を交え、金筋・砂流しかかり、匂口沈みごころとなる。

 

◎帽子

直ぐに小丸、長く返り、細かに掃き掛け、表は沸むらづく。

 

◎彫物

表裏に棒樋、表は搔き通して折返銘の部分へと繋がり、裏は茎下半で折返銘によって搔流し風に途切れる。

 

◎茎

大磨上、先切り、鑢目()不明・()筋違、目釘孔41埋、折返しの為2塞がる。

 

◎拵

黒呂色塗鞘打刀拵。

鐔、鉄地 丸形 鋤出彫 竹林の図 銘=長州萩住八道市平友清作。

縁、赤銅魚子地 据紋高彫 金色絵 金小縁 五三桐紋の図。

頭、角。目貫、赤銅容彫金銀色絵 糸瓜の図。

白鮫、深緑色糸つまみ巻。

金色絵切羽・しとどめ、紫色下緒。

 

◎説明

長州顕国について銘鑑では、左安吉門で、文和頃の刀工をはじめとして、長州安吉の子という応永頃の刀工など、同名6人を挙げている。顕国の在銘作は比較的少なく、現存する年紀作としては、応永や、降っては文安等が知られている。また応永年紀の作例中に、「左衛門尉」を冠したもの、さらに「長州瀬戸崎住人」と居住地を明記した作が存在する。

この刀は、総じて作域に野趣があり、大鋒の形状と相俟って、覇気が感ぜられる。幅広で、元先の幅差があまり目立たず、大鋒となった豪壮な刀姿は「重要美術品」認定の折返銘の刀とも類似した姿形である。同工において、この手の大柄な体配は僅少であり、その制作年代を考察するにあたって注目される。地刃共に出来の良い一口であり、長州顕国を研究する上で資料的にも貴重である。(重要図譜より抜粋)

 

また入念な長州萩住八道市平友清作の鐔がついた打刀拵が附されている事も好ましい。


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