刀 折返銘   直次(青江)    (古刀・上作)(大業物)

特別保存刀剣鑑定書(平成28826)

                ¥2,700,000(税込)

金無垢二重鎺、白鞘付

東京都教育委員会登録証(昭和26331)

 

 

 

◎時代・国

 

鎌倉末期~南北朝期(690年前)、備中。

 

◎法量    

 

刃長71.2(235) 反り1.67(55) 元幅2.96(98)

先幅1.93(64) 元重0.69(23) 先重0.39(13)

鋒長2.78(92) 茎長18.9(624)

 

◎形状

 

鎬造、庵棟、身幅尋常にして、やや反りがあって、中鋒となり姿良く、重ねのしっかりとした健全なる体配である。

 

◎鍛

 

板目に杢目が良く約んで縮緬風となり、処々流れごころがあって、地沸つき、地景入り、地斑映り、段映りが鮮明に現れる。

 

◎刃文

 

匂出来、小沸つき、直ぐ刃調に僅かに小互の目、小湾れ交じり、喰違刃、金筋・砂流し交じり、足・葉入り、匂口締まる。

 

◎帽子

 

湾れ込んで、先尖りごころに小丸に返り、掃き掛ける。

 

◎茎

 

磨上げて折返銘となり、鑢目筋違い、先切り目釘孔2

 

◎説明

 

青江派は平安時代末期から南北朝時代に至るまで連綿として栄えているが、これを時代的に見た場合、鎌倉時代中期頃迄の作刀を古青江と称し、これに対して以後南北朝時代にかけてのものを大きく青江と汎称している。

直次は鎌倉時代末期より南北朝初期にかけての青江派を代表する刀工の一人で、他に次直、守次、吉次等がおり、匂出来の直ぐ刃や逆丁子などを得意とした。

また青江には墨肌とか鯰肌などと呼ばれる黒色をした地斑が現れる事が多いのも特徴である。

本刀は匂口の締まった直刃を焼き、縮緬風の地肌には黒い地斑映りや段映りが鮮明に立っていて、青江の特色が充分に発揮されている。

数少ない折返銘が遺っている、大業物としても定評のある直次の

 

優刀である。


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